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【オフショア開発】とは簡単に言うと?メリット・デメリットや進め方までをまるっと解説!

Rabiloo

Webサービスやアプリ開発の様々なITプロジェクトで、オフショア開発が導入されています。

コロナ禍においても、オフショア開発企業は成長を続け、今後も需要が見込まれています。

  • ところで、オフショア開発とは何でしょうか?
  • オフショア開発が今たいへん注目されているのはなぜですか?

この記事では、ベトナム・ハノイでオフショア開発サービスを提供するRabiloo(ラビロー)のブログ編集部が「オフショア開発」について、詳しくていねいに解説していきます。

記事を最後まで読めば、オフショア開発の進め方や注意点、失敗しないオフショアパートナーの選び方までがまるわかり!

Webシステムやアプリ開発の外注先を検討中の企業様に、参考にしていただければ幸いです。

オフショア開発とは?


オフショア開発とは?

オフショア開発(offshore development)とは、システム開発やアプリ開発の工程を人件費の安い海外の新興国のベンダーに業務委託して行うIT開発手法です。

オフショアとは、もともと、岸を離れる【off shore】という意味のサーフィン用語から転じて、ビジネスの分野では「海外へアウトソーシングする」という意味で使われています。「オフショアリング」ともいいます。

グローバル化が進む中で、労働賃金の安い海外に自社の生産体制を置いて製造や輸出を行なうビジネスモデルが定着してきました。

海外の開発拠点で働くエンジニアを、自社の生産開発リソースとして、日本からリモートで用いることも広く行われています。

一方、日本国内の人件費や固定費の安い地方都市のベンダーにIT業務をアウトソーシングすることをニアショア開発といいます。

エンジニアを海外からユーザー企業やベンダー企業に派遣するオンサイトというサービスもあります。

オフショア開発が広まっている背景

以前は主に大企業によって行われていたオフショア開発ですが、近年は中小企業や国内ベンダーも積極的に導入するようになっています。

その背景として、国内ITリソースの不足エンジニアの高騰などが挙げられます。

ベトナムを始めとしたオフショア開発国が、日本企業との取引実績を上げ、技術や品質が上がってきていること、また、コロナ禍でリモートワークが定着したこともオフショア開発導入のハードルを下げた要因として考えられます。

グローバル化が進んだ現在では、日本企業の半数以上がオフショア開発を導入していると言われています。

運用・保守などのIT業務を海外にアウトソーシングする企業も増えています。

オフショア開発のメリット

オフショア開発にはどんなメリットがあるでしょうか。

オフショア開発には大きなメリットが2つあります。

一つは開発コストの削減、そしてITリソースの確保です。

メリット①開発コストが削減できる

オフショア開発では人件費の安い海外企業にアウトソーシングするため、開発コストを大幅に削減することができます。

実際のところ、IT開発コストの大半を占めるのはエンジニアの人月単価です。

エンジニアの単価が安くなると、その分プロジェクト全体の予算も減らせます。

オフショア開発を行えば、国内開発より半分〜30%程度コストが安く抑えられます。

メリット②IT人材リソースの確保

オフショア開発が注目されるようになったもう一つのメリットは、優秀なITリソースを確保できることです。

日本のIT市場は、未経験のエンジニアが溢れている一方で、先端スキルを持ったエンジニアが慢性的に不足している状況です。

経済産業省の試算によると、少子高齢化などの影響で2030年までに最大で79万人ものIT人材が不足すると言われています。

一方、ベトナムなどアジアの新興国では、国策でITエンジニアの育成に力を入れており、若い労働人口が豊富です。

オフショア開発ではそうした海外の優秀なエンジニアを自社のリソースとして確保できます。

近い将来、日本はオフショア開発に頼らざるを得なくなるとさえ言われています。

オフショア開発のデメリット・注意点

国内開発と比較して、オフショア開発にはどんなデメリットがあるでしょうか。

オフショア開発をはじめて進める際は、以下の点に注意する必要があります。

①コミュニケーションコストがかかる

言語が異なるというのはやはり不便な点です。

一般的にオフショア開発では、日本と海外チームの間の橋渡しをするブリッジSEが間に入って、英語か日本語でコミュニケーションを取ります。

「どのように明確に伝えるか」といった発注者側のコミュニケーションスキルも問題になることがあります。

「こちらの意図がちゃんと伝わっていない」というトラブルが、オフショア開発では往々にして問題となります。

▶ブリッジSE(BrSE)とは?オフショア開発で必要なスキルをわかりやすく解説

②文化や国民性の違い

文化や国民性の違いが障害となることもあります。

「時間厳守」「報連相の徹底」など、日本の商習慣を浸透させる労力もかかります。

日本人同士なら簡単に理解できることも、外国人相手だと難しいこともあります。

外国人だからと見下すのではなく、お互いの文化の違いを理解し、ビジネスパートナーとしてリスペクトの気持ちを持つことも必要です。

③時差がある

日本からの距離や時差もオフショア開発を行なう上での注意点です。

リアルタイムで緊急にコミュニケーションを取りたい場合、日本国内なら時間を気にすることはありませんが、オフショア開発を行なう際は、対応にタイムラグが生じることがあります。

時差を考えたコミュケーションスケジュールやルールを決めておく必要があります。

④UX/UIが弱い

オフショア開発では、外国人は日本人とデザインの趣味やセンスが異なるため、日本人の好みに応えられない場合があることも覚えておきましょう。デザインは国内に発注する、など役割を分けて発注することも場合によっては必要になります。

オフショア開発は経験を積むことでデメリットを克服できる

オフショア開発にはノウハウが必要です。

時差を考慮したコミュニケーションをしっかり行い、文化や国民性の違いへの理解を深め、ベンダーの得意不得意を見分ける。

ノウハウを蓄積するとは、つまり上記のデメリットを克服していくことです。

オフショア開発の経験を積んでいくにつれ、メリットがデメリットを上回っていきます。

主なオフショア開発委託国は?

オフショア開発はどんな国で行われている?

日本からのオフショア開発は人件費の安いアジア新興国で行われています。

主に以下のような国です。

  • 中国

  • インド

  • ベトナム

  • フィリピン

  • ミャンマー

  • バングラデシュ

オフショア開発の歴史は1970年代に遡り、アメリカの企業がインドにシステム開発の下請け工程をアウトソーシングしたことに始まります。

その後、1980年代から日本企業は主に中国でオフショア開発を行ってきました。

現在はさらに選択肢が広がり、ポスト中国として、ベトナムフィリピンが、また近年ではさらに単価の安いミャンマーバングラデシュでもオフショア開発が行われるようになっています。

ここ数年のオフショア開発のトレンドはベトナムです。ベトナムは親日で国民性も勤勉なことから日本と合いやすく、さらに技術や品質も向上しているため多くの企業から利用されています。

オフショア開発.comが行った2022年の最新の調査によると、オフショアを検討する企業の半数近くがベトナムを候補に入れています。

▶【2022年】オフショア開発の単価の最新動向は?【国ごとに比較】

▶オフショア開発【人気第1位!】ベトナムが日本企業から選ばれる理由

オフショア開発の進め方

offshore

では、オフショア開発はどのように進めていけばよいでしょうか。

オフショア開発の契約形態

オフショア開発を進めていく上で、主に2つの契約形態があります。

請負契約」と「ラボ型契約」です。

▶ラボ契約とは?請負契約・準委任契約との違いをわかりやすく解説!

請負契約で行う受託開発(請負型開発)

請負契約では、要件に基づき製品の開発、完成までを委託します。

「この様なシステムを、この期限までに作ってください」というイメージです。

このようなプロジェクトベース型の開発を「受託開発(請負型開発)」といいます。

▶受託開発とは?オフショア開発で受託開発が向いている案件は?

ラボ契約で行うラボ型開発

一方、ラボ型契約では、開発に費やす人員と期間に基づく契約を行います。

自社のプロジェクトの人員を補強したい場合や、リリース後も定期的にバージョンアップを繰り返していくような長期的なプロジェクトで行われます。

一般的に、ラボ型開発はマネジメントのノウハウが必要なため、まず単発の請負案件でオフショアを導入し、その後ラボ型案件に移行していく企業が増えています。

▶【わかりやすく解説】最近流行りのラボ型オフショア開発(ODC)とは?

オフショア開発パートナー選びのポイント

これらの注意点を踏まえた上で、失敗しないオフショア開発パートナー選びのポイントをいくつか取り上げましょう。

オフショア開発委託国の特徴を理解しておく

オフショア開発委託国の特徴

まず、オフショア開発国のそれぞれの特徴を簡単に理解しておきましょう。

  • 中国:単価が高騰しているが、技術も高い。カントリーリスクがあり日本との国民性の相性はあまり良くない。日本語対応あり。
  • インド:単価が高騰気味だが、技術は一番高い。英語対応が可能。国民性の相性は良くない。
  • ベトナム:単価は比較的安く、技術も上がっている。日本語対応あり。親日で向上心があり勤勉。
  • フィリピン:単価は安く、技術は及第点。英語対応ができる。国民性はややルーズ。
  • ミャンマー:単価は安いが、扱える案件の幅が狭い。国民性は日本と合う。
  • バングラデシュ:単価は安いが、扱える案件の幅が狭い。インドに技術を学んでいる。

これらを踏まえ、自社のニーズに最も合うベンダー選定をしていきます。

オフショア開発会社の特徴を把握する

オフショア開発会社の情報をしっかり収集することも大切です。

特に日本との取引実績や、案件分野での開発実績を把握しましょう。

日本企業からの案件を多く手掛けているオフショア開発会社は、日本の商習慣にも精通しており、それほどストレスなく案件を任せることができます。

オフショア開発企業には主に3つのパターンがあります。

 

①日本企業の現地子会社 → 開発案件豊富、コストは高い

②現地企業が日本に支社を展開 → 実績豊富、信頼できる

③日本に支社がない現地企業 → コストが安い

 

※ちなみに弊社Rabilooはこの中では②の区分にあたります。

③を選ぶ際、安すぎる見積もりには要注意です。開発分野での実績がなく、エンジニアの経験も浅い場合があります。オフショア開発でも「安かろう、悪かろう」は現実にある問題です。

担当者は信頼できそうか

さらにベンダーごとの担当者の対応にも注目しましょう。

特に、最初のヒアリングでの担当者の対応は重要です。

親身になって相談に乗ってくれるかどうか、レスポンスが良いか、これはそのままプロジェクトが始まったあとの対応になっていきます。

丁寧に対応できるベンダーは信頼できますが、最初の時点で違和感を感じたなら採用は慎重になったほうが良いでしょう。

ブリッジSEの実際の日本語能力や、報連相の質も最初のヒアリングで感触をつかんでおくことができます。

▶【注意!】オフショア開発が失敗してしまう原因と成功への7つの対策

オフショア開発の成功事例

弊社Rabiloo(ラビロー)はこれまで5年間、日本企業との取引実績を築いてきました。

最初は非常に小さな始まりでしたが、素晴らしいパートナーに恵まれいくつもの案件を成功させています。

ここで、弊社の実際の成功事例をご紹介します。

性能の良い製品を開発することは大前提として、なぜ日本企業があえてベトナムのオフショアベンダーを選び、プロジェクトを成功へ導けたかにフォーカスしたいと思います。

リラクゼーションサロン店舗アプリ開発成功事例

福岡県に多店舗展開するリラクゼーションサロン「もみ徳」様の開発成功事例です。

ご相談を受ける前に企業様が抱えていた課題は、「リピート客の獲得」「顧客体験の可視化」「顧客の都合に合わせたスタッフの配置の最適化」でした。

そこで弊社は、それらの課題をすべて解決できる、店舗公式アプリの開発をご提案し、採用していただきました。

「もみ徳アプリ」開発担当者様にオフショア開発導入についてお話を伺いました。

なぜオフショア開発を導入されましたか?

「Rabilooに依頼してみようと思った理由は2つありました。1つ目は、こちらがやりたいと思っていることをしっかりヒアリングしてくれて、それが形にできることがわかったこと、2つ目は、そのような日本企業向けの公式アプリの開発実績がすでにあったことです」

オフショア開発プロジェクトを成功できた秘訣は何だと思われますか?

「オフショア開発でいちばん大切なことはきめの細かな意思疎通です。

対策を立てるときには、一つの方法だけにこだわるのではなく、いくつかの方法を柔軟に考えていくことが必要です。

プロジェクトを勧めていくときも、2か月先のことだけではなく、6か月先はどうかというところまで見通して話し合っていく必要があります。質の高い製品を生み出していくには、そのような長期のビジョンと目標の共有は欠かすことができません。

私たちは、すべての仕事と責任をオフショア会社に丸投げするのではなく、『ここは自分たちがやる分、ここはオフショア会社に委託する分』 と、それぞれ役割分担を決めて行いました。お互いの意見を忌憚なく交換することにより仕事を順調に進めてくることができました」。

「オフショア成功の鍵は、長期的なビジョンと目標の共有です」

▶店舗公式アプリ開発の成功事例 【もみ徳】のケース

オフショア開発での理解不足・認識相違の防止策

オフショア開発には、ノウハウが必要です。

一番最初の案件から、何も問題なく進められるだろうと考えるのはあまり現実的でありません。

それでもしっかり対策を行えば、理解不足、認識相違を防ぐことができます。

実際的なスケジュールと進捗の管理

オフショア開発では納期がギリギリになることがよくあります。それを避けるため、日本側は製品完成の前に十分な時間をかけてテストできるよう、余裕を持ったスケジュール 管理を心がける必要があります。

コミュニケーションツールやプロジェクト管理ツールを導入し、自社内で使いこなせるようにしておく必要があります。

ビデオ会議で対面ミーティングをまめに行う

メールやチャットだけでなく、ZoomやSkypeなどビデオ会議システムを使って対面で定例ミーティングを行うよう計画することも重要です。

直接顔を見てミーティングを行ったほうがスムーズにコミュニケーションができます。

発注者側の「伝えるスキル」を高める

国内開発を含めITプロジェクトでコミュニケーションがうまくいかない主な原因として、「伝え方に問題がある」ことがあげられます。

特にオフショア開発では、口頭だけのあいまいな日本語表現だけでは伝わりにくいため、図やイラストにして説明する、相手に確実に伝わるよう、はっきり明確に伝える技術が求められます。

逆に言うと、発注者側がこのスキルを持っていれば、オフショア開発は半分以上成功したようなものです。

小さな案件からはじめてノウハウを貯める

いきなり大きな案件を進めるのではなく、小さな案件からはじめて徐々にノウハウを蓄積していくことが成功の鍵です。

 

最初は、小さな受託開発から始め、徐々にラボ型に移行していくのがオフショア開発のセオリーとなっています。

まとめ:オフショア開発はアフターコロナ時代のITソリューション

この記事を通して、オフショア開発についてくわしく解説しました。

  • 慢性的なエンジニア不足

  • エンジニア単価の高騰

  • 低コストでのIT開発

  • 優秀なエンジニアリソースの確保

  • コロナ禍でリモートワークが定着

  • オフショア開発会社の選択肢が増えた

このような理由で、オフショア開発は多くの企業で導入されています。

今後のオフショア開発は、コストの安さだけでなく「エンジニアリソースの確保」というメリットが重視されていきます。

開発フェーズだけでなく長期的な運用フェーズにおいても、リソースは足りなくなっています。

近い将来、すべての企業がオフショア開発に頼らざるを得なくなるとさえ言われています。

そのときに慌てて苦労しないためにも、今からオフショア開発のノウハウを少しずつでもためていくことが必要です。

ベトナムオフショアならRabiloo(ラビロー)へお任せください


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弊社Rabiloo(ラビロー)はベトナム・ハノイに拠点を置くソフトウェア開発企業です。

ラビローのオフショアサービスでは、低コストで高品質なテクノロジー製品の受託開発と、高スキルのエンジニアをラボ型契約で提供しております。

コミュニケーションは日本のIT企業で就業経験を持つエンジニアが100%日本語で行いますので、ご安心ください。

これまで、日本企業と協力して、業務システム・企業公式店舗アプリ・Webアプリの開発プロジェクトを成功させてきました。

音声認識システムや顔認証システムの研究開発、AI技術を取り入れた製品、企業のITコンサルティングサービスもご提供しています。

アプリ・システム開発についてご不明な点や不安な点があれば何でもお気軽にご相談ください。

貴社のお悩みを親身になってヒアリングします。

ぜひラビローのオフショアサービスをご利用ください。

 

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