Share

戻る
ホーム / ブログ / テクノロジー / Facebookソーシャルログインを実装してみた【手順を解説】

Facebookソーシャルログインを実装してみた【手順を解説】

2023/12/15
2021/10/22
Facebookソーシャルログインを実装してみた【手順を解説】

Facebookによるソーシャルログインは、現在のほとんどのWebサイト、ソフトウェア、アプリケーションに導入されています。

この機能は、シンプルで優れたユーザーエクスペリエンスを提供するため、今ではなくてはならない機能になっています。

Webサイトにソーシャルログイン機能を実装するのはそれほど難しくありません。

この記事では、Facebookを使ったソーシャルログインをwebサイトに組み込む方法について解説します。

 

ソーシャルログインとは?

まず、ソーシャルログインとは何でしょうか。

ソーシャルログインとは、SNSのアカウントを使用してWebアプリやプラットフォームにログインする方法で、SNS認証とも呼ばれます。FacebookやTwitter、Googleがよく用いられています。わたしたちの日常生活でもよく目にするものです。

従来の方法ではWebサイトごとに独自の登録フォームを実装しますが、実はこのやり方はあまり効果的でないことがわかってきました。その理由は、ユーザーが間違ったデータを入力してしまったり、ログイン情報を忘れてしまったりするなど、面倒なことが多いためそもそも登録を拒否されてしまうからです。

そこでFacebookアカウントによるログインは、従来の方法に代わる便利なアカウント作成が可能になります。

Twitterによるソーシャルログインについてはこちらの記事をご参照ください:TwitterによるSNS認証(ソーシャルログイン)を設定する方法

 

 

Facebookでソーシャルログインログインするメリット

Facebookでのソーシャルログインのメリットは、以下のような点が挙げられます。

 

アカウント作成の手間が省ける

Webサイトやアプリを利用する際には、アカウント登録が必要ですが、Facebookでのソーシャルログインを利用すれば、アカウント作成の手間が省けます。すでにFacebookアカウントを持っている場合は、Webサイトやアプリにログインするだけで利用できるため、手軽さがあります。

 

ユーザーエクスペリエンスが向上する

Webサイトやアプリのログイン機能を実装する際、セキュリティ対策やユーザビリティの向上にコストがかかりますが、Facebookでのソーシャルログインを実装することで、これらの問題を解決することができます。ユーザーはFacebookでのログインに慣れているため、ログインの手続きを簡略化することで、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。

 

ユーザー情報が自動的に取得できる

Webサイトやアプリのユーザー情報を入力する際には、手動で入力する必要がありますが、Facebookでのソーシャルログインを利用すると、FacebookのAPIを使って、ユーザー情報を自動的に取得することができます。これにより、手動で入力する必要がある情報の数を減らし、ユーザーにとっては簡便な方法となります。

 

SNSの情報を利用できる

Facebookでのソーシャルログインを利用すれば、Facebookアカウントでの友達や投稿履歴など、SNSに関する情報を利用することができます。これにより、Webサイトやアプリの機能が拡張され、より便利な機能を提供することができます。

 

以上のように、Facebookでのソーシャルログインを利用することで、アカウント作成の手間が省けるだけでなく、ユーザーエクスペリエンスの向上やユーザー情報の取得、SNSの情報を利用できるなどのメリットがあります。

 

 

Facebookを使ったWebサイトへのソーシャルログインを実装する方法

FacebookでWebサイトにログインする

FacebookでWebサイトにログインする

Facebookのログイン機能をWebサイトに組み込むための詳細な手順に入る前に、アプリケーションの情報がWebサイト所有者の個人的なFacebookに関連するものでなければならないことを覚えておきましょう。そのため、個人情報の確保はもちろん、アプリケーションの設定をスムーズに行えるよう、独自のFacebookアカウントを作成することが必要です。

それでは、さっそくFacebookログインをWebサイトに組み込んでみましょう。

 

ステップ 1

https://developers.facebook.com にアクセスし、Log in を選択します。

開発者向けのFacebookホーム

開発者向けのFacebookホーム

 

ステップ 2

アカウントにログイン後、My Appsを選択します。

My Appsページに移動

 My Appsページに移動

 

ステップ 3

Create Appを選択します。

アプリリストページ

アプリリストページ

 

ステップ 4

アプリの種類を選択し、Continueをクリックします。

アプリの種類を選択

アプリの種類を選択 

 

ステップ 5

アプリ名、連絡先のメールアドレスを入力し、Create Appを選択します。

Facebookアプリの基本情報を入力

Facebookアプリの基本情報を入力

 

ステップ 6

アカウントのパスワードを入力し、送信 をクリックします。

Facebookログインモジュールを追加

アカウントを確認する

 

ステップ 7

FacebookログインモジュールでSet Up を選択します。

Facebookログインモジュールを追加

Facebookログインモジュールを追加

 

ステップ 8

左側にあるメニューバーでQuickstartを選択します。

Quickstart

Quickstart


 

ステップ 9

WebサイトのURLを入力します。

WebサイトのURL

WebサイトのURL

 

 

ステップ 10

有効なOAuthリダイレクトURIを入力します。

有効なOAuthリダイレクトURIを入力します

有効なOAuthリダイレクトURIを入力します

有効なOAuthリダイレクトのURI部分には、Webサイトのホームページのパスと、Facebookから返送されたコードを処理するサーバーのパスを入力します。 (注:このパスはhttps方式であることが必要になりました)

このリンクを取得するためには、Webサイトの開発者チームに連絡すれば、送ってもらえます。

 

ステップ 11

App IDとApp Secretを取得する。

App Secret表示

App Secret表示

 

AppIDとApp Secretを取得する

AppID と App Secretを取得する

 

最後に、Webサイトでこの機能を使用するには、アプリの作成者が開発者にApp IDとApp Secretを送信する必要があります。これらの2つの情報があれば、開発者チームはこの機能をWebサイトに組み込むための再設定を行います。

 

 

まとめ

この記事では、ソーシャルログインに関する基本的な情報と、FacebookログインをWebサイトに導入するためのFacebookアプリケーションの作成方法について説明しました。 この記事がお役に立てば幸いです。

このように機能ごとに開発できるマイクロサービスは多くのアプリ開発現場でも用いられています。

▶マイクロサービスアーキテクチャとは?メリットと活用例を解説

Rabilooブログでは、このようにアプリ・ソフトウェア開発に役立つコンテンツを定期的に発信しています。どうぞ他の記事もあわせてご参照ください。

 

 

Share


ブログを探す
オフショア開発とは?メリットやベンダー選びのポイントを簡単に解説!
2024/01/03
2024/01/10
オフショア開発とは?メリットやベンダー選びのポイントを簡単に解説!
Zoom App MarketplaceでZoom連携アプリを作成する方法
2023/12/22
2023/12/22
Zoom App MarketplaceでZoom連携アプリを作成する方法

お問い合わせ

未記入箇所がございます
未記入箇所がございます
未記入箇所がございます
未記入箇所がございます
ブログを探す
Tags
オフショア開発とは?メリットやベンダー選びのポイントを簡単に解説!
2024/01/03
2024/01/10
オフショア開発とは?メリットやベンダー選びのポイントを簡単に解説!
Zoom App MarketplaceでZoom連携アプリを作成する方法
2023/12/22
2023/12/22
Zoom App MarketplaceでZoom連携アプリを作成する方法

お問い合わせ

未記入箇所がございます
未記入箇所がございます
未記入箇所がございます
未記入箇所がございます