Share

戻る
ホーム / ブログ / スマート小売 / 【予約アプリ】美容室・サロンの予約を自動管理する5つの方法

【予約アプリ】美容室・サロンの予約を自動管理する5つの方法

2023/12/15
2021/10/20
【予約アプリ】美容室・サロンの予約を自動管理する5つの方法

美容室・サロンは予約管理業務が欠かせません。

かつて予約管理は人が行い、電話予約・施術後に店内で次回予約、といった形をとりました。

 

IT化が進み、スマホが普及した現在では、予約業務を効率化するため、ほとんどの美容室・サロン店舗においてネットやアプリでの予約システムが導入されています。

 

しかし、予約管理システムを導入したもののしばらくして、使い勝手があまり良くなかったり、サービス・機能・管理費の面で不満が出てくることがあります。また契約した予約管理システムに後から付け足したい機能が出て来ることもあります。

本記事では、美容室・サロンで予約管理システムやアプリを導入する際に考慮しておくと良いことについて考えてみたいと思います。

美容室・サロンの予約を自動化する5つの方法

まず、美容室・サロンの予約を自動化するためにできる方法を考えましょう。

一言に予約管理アプリといっても、さまざまなサービスが市場に溢れているため、それぞれの違いがわかりにくくなっています。

予約システム・予約アプリ・予約管理アプリなど様々な呼び方をされていますが、ここで少し整理しておきましょう。

美容室・サロンの予約を自動管理するには大きく分けて以下の5つの方法があります。

 

①予約ポータルサイトに登録する

②予約管理システム:Webサイト

③予約管理システム:モバイルアプリ

④公式アプリの開発:パッケージ開発

⑤公式アプリの開発:スクラッチ開発

 

では次にそれぞれの特徴とメリット・デメリットを考えましょう。

美容室・サロンの予約管理システムを導入する際に考えておきたい点

①予約ポータルサイトに登録する

予約ポータルサイトとは、美容室やリラクゼーションサロンなどをエリアを検索して比較しながら予約ができるポータルサイトです。

ホットペッパービューティーやミニモなどが有名です。

サービスを利用する場合はプランを選び掲載料や紹介料を払います。

メリット

  • 自社サイトがなくても全国から集客できる

  • 24時間365日予約が受け付けられる

  • 掲載費をたくさん払えば上位表示できるので大手は有利

デメリット

  • 掲載費が高い(プランによっては月額数十万円とも)

  • リピート集客率は低い

  • 普通の掲載プランだと上位表示できずほとんど目に止まらない

  • クーポン目当ての一見さんが多い

  • 多くの比較対象があるため、他店に乗り換えられる確率が高い

このように、予約ポータルサイトは参入は簡単ですが、小規模店舗にとっては費用対効果が低くなる場合があり、リピート客もつきにくいのが現状です。

②予約管理システム:Webサイト

予約システムに特化した自社ホームページの作成も多くの企業・店舗で導入されています。多くの場合、モバイルアプリとの連携ができます。

RESERVA(レゼルバ)

Reservia(リザービア)

STORES 予約

などの予約システムから、

グーペ

SELECTTYPE

など、予約システム機能を組み込めるホームページ作成サービスなどが有名です。

メリット

  • 安価で導入できる

  • 顧客のデータが取れる

  • スタッフの管理もできる

  • DMで予約の通知ができる

  • 電子決済機能を組み込める

デメリット

  • 集客効果は低い

  • 予約を忘れてキャンセルされることがある

  • クーポンなどのお得情報を通知する機能はない

  • 来店ポイントやスタンプなどの機能はない

  • 顧客の方から訪問する必要がある

③予約管理システム:アプリ

予約管理アプリを導入することによって、予約業務を自動化することができます。予約アプリはモバイル専用アプリやWebとも連携できるアプリがあります。

無料プランから定額有料プランまでさまざまなサービスが提供されています。

LINEやホットペッパーの予約機能と連携した安価なものや、独自の予約管理システムを備えたもの、飲食/美容室・サロンなど業界に特化したものまで、機能やプランは様々です。

RESERVA(レゼルバ)

STORES 予約

サロンカード(Reservia『リザービア』の美容サロン向けアプリ)

yoyakul (美容室・サロン向け。※カタカナ表記の「ヨヤクル」は診療予約向け、別会社)

Mobius(メビウス)

LiME(ライム)

tol

など、検索すると無数の予約アプリが検索結果に上がってきます。

これらの予約管理アプリの特徴は、予約機能に特化していることで、店舗オリジナルのアプリとは異なります。

スタンプ機能や、アプリによってはクーポンのプッシュ送信機能などは実装されていないこともあります。

メリット

  • ネット予約より顧客の囲い込みがしやすい

  • 来店前にプッシュ通知でスマホに直接通知できるので予約忘れを防げる

  • PCを使わなくても予約が管理できる

  • 電子決済機能を組み込める

  • 低価格で利用できる

デメリット

  • 実装できる機能に制限がある

  • 自社ブランドのアプリではない

  • 自社ビジネスに特化していない

  • 顧客にアプリをダウンロードしてもらう必要がある

④公式アプリの開発:パッケージ開発

予約アプリはあくまで予約管理に特化したアプリであって、いわゆる「店舗公式アプリ」とは異なります。上記の予約機能と企業独自の集客機能を統合させた店舗公式アプリを導入することによって、できることの幅が広がります。

アプリを自社開発するには2通りの方法があります。

一つはゼロイチでベンダー企業に開発を依頼する「スクラッチ開発」。

そしてもう一つは、すでに汎用的に開発されたパッケージやクラウドのアプリ作成プラットフォームをカスタマイズして行う「パッケージ開発」という方法です。

 

パッケージ開発は導入が簡単で、作成までの時間がかかりません。

また、すでに開発されているものをカスタマイズするだけなので、導入コストも大幅に抑えられるため、多くの企業が導入しています。

かかるコストは、初期費用、月額利用料1万5千円程度〜数十万円、一年ごとの契約のしばりなどがあります。

 

有名なアプリ制作プラットフォームに

GMOおみせアプリ

店舗アプリ

アプリメンバーズ

などがあります。

 

更に「ノーコード」といってコードを書かずに非エンジニアでも自由にアプリが作れるプラットフォームが注目されています。

日本のプラットフォームではYappli(ヤプリ)が有名です。

メリット

  • スタンプ機能など、リピーター獲得のための機能がつけられる

  • 企業オリジナルのアプリアイコンを使えるので自社ブランディングができる

  • 低コストで導入できる

  • 広告費を削減できる

デメリット

  • 予約管理機能がついていないことがある

  • 予約機能は他のサービスと連携しなければならない

  • 他社と似たようなフォーマットになるため独自性を出せない

  • 自社ビジネスでつけたい機能が実装できない

  • 不要な機能が実装されている

  • プラットフォームがサポートを終了すれば、アプリも終了

  • ノーコードでアプリを作る場合は自社制作が負担になる

アプリのパッケージ開発は低コストで手っ取り早く導入できるのは魅力ですが、長期的な視野で見ると、自社ビジネスの特化していないため不満が出てきたり、予約機能との連携で思ったよりコストが掛かったり、アプリの運用はプラットフォーム提供会社に依存していたり、という課題があります。

⑤公式アプリの開発:スクラッチ開発

スクラッチ開発の最大の魅力は、自社に特化した完全オリジナルのアプリを開発できるところです。

自社に必要ない機能は省いたり、欲しい機能を実装したり、柔軟な設計を行うことができます。

また、ユーザーの反応を見ながら随時バージョンアップを行なって改善していくことも可能です。

国内外のベンダー企業に見積もりをとって開発を依頼する流れになります。

メリット

  • 思い通りの機能を柔軟に実装できる

  • 独自性を出せる

  • 自社ブランディングがしっかりできる

  • 開発したアプリはずっと自社が保有できる

  • 顧客やマーケティングのデータは完全に自社に属する

デメリット

  • 開発費用が高い

  • 開発期間がかかる

  • リリース後の運用と管理にも費用がかかる

  • 開発プロジェクトをマネジメントするのが非常に大変

定額利用の予約管理システムは手軽に導入でき、特定の業務は簡素化できますが、他のシステムとの連携が自由に出来ないというデメリットがあります。

また、自社の営業スケジュールにマッチした予約システムがそもそも見つからないという課題があります。

業務を自動化、一元化するには、自社開発する必要があります。

しかし、ネックになるのが開発費用です

一般的に、大手のシステム開発会社にアプリ開発を依頼するなら、開発費用は800〜1000万円近くかかります。小規模のベンダー企業でも500万円近くが相場です。

更に運用費が毎月かかってきます。

もし、これらの開発コストを下げることができれば、スクラッチ開発も検討の対象になるのではないでしょうか。

オフショア開発でコスト削減

「オフショア開発」という開発手法をご存知でしょうか。

人件費の安いベトナムやフィリピンなどの海外のベンダー企業に開発を委託して、低コストでアプリのスクラッチ開発を行なう手法です。

 >>オフショアとは?アフターコロナの時代にオフショア開発がさらに注目される理由

オフショア開発を行う場合、200万円程度で店舗公式アプリをスクラッチ開発することができ、大幅なコストカットを行なうことができます。

コストが「安い」と、アプリの品質が心配になるところですが、実際のところ、日本でリリースされているかなりの数のアプリが海外にアウトソーシングして開発されています。

日本企業が、海外エンジニアをリソースとして使うケースや、日本の開発会社が海外に子会社を設立して安く引き受けるケースなど開発形態はさまざまあります。

関連記事:診療予約システム導入で患者の待ち時間軽減!集患対策にも効果的

 

弊社ラビロー(Rabiloo)はベトナムのハノイに拠点を置く、ソフトウェア開発会社です。これまで、多くの日本企業からの公式アプリを手掛けてきました。

マッサージサロン、ドラッグストア、コーヒーチェーン店など業種も様々です。

 

例えば、弊社がアプリ制作を手掛けたあるマッサージチェーン店では施術をした後、スタッフは30分の休憩を取るというシフトを取っていました。しかし、休憩時間の途中に予約が入った場合には対応できず、機会損失をすることになります。

こうした、自社のビジネススタイルに特化した予約管理システムを既存のサービスから組み込むことは難しいですが、弊社でスクラッチ開発を行なうことにより、ビジネスニーズに対応した自社公式アプリを完成させることができました。

 

貴社は、公式アプリを導入するなら、どんな機能を求められますか?どんな課題を解決なさいたいですか?

ラビローは貴社とともに、ビジネス上の課題を見つけ、解決策をご提案します。

ご相談・お見積りは無料です。

オフショア開発にご関心をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお声をかけてください。

Share


ブログを探す
オフショア開発とは?メリットやベンダー選びのポイントを簡単に解説!
2024/01/03
2024/01/10
オフショア開発とは?メリットやベンダー選びのポイントを簡単に解説!
Zoom App MarketplaceでZoom連携アプリを作成する方法
2023/12/22
2023/12/22
Zoom App MarketplaceでZoom連携アプリを作成する方法

お問い合わせ

未記入箇所がございます
未記入箇所がございます
未記入箇所がございます
未記入箇所がございます
ブログを探す
Tags
オフショア開発とは?メリットやベンダー選びのポイントを簡単に解説!
2024/01/03
2024/01/10
オフショア開発とは?メリットやベンダー選びのポイントを簡単に解説!
Zoom App MarketplaceでZoom連携アプリを作成する方法
2023/12/22
2023/12/22
Zoom App MarketplaceでZoom連携アプリを作成する方法

お問い合わせ

未記入箇所がございます
未記入箇所がございます
未記入箇所がございます
未記入箇所がございます