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Javaエンジニアはなぜ不足しているのか?【エンジニア獲得の秘策】

2023/12/15
2023/04/25
Javaエンジニアはなぜ不足しているのか?【エンジニア獲得の秘策】

Javaは、多くの開発現場で使われている人気のプログラミング言語で、常にエンジニアの求人情報が出ています。

JavaはPythonやGo言語などと比べると、古い言語ですが、なぜ今でも人気があるのでしょうか。また、人気があるにも関わらず、Javaエンジニアが慢性的に不足している原因はどこにあるのでしょうか。

本記事では、

  • Javaの特徴
  • 開発現場でJavaが人気なのはなぜか
  • Javaエンジニアの採用が難しい理由

以上の点について簡単に解説したいと思います。

さらに、エンジニア不足解消の手段として、ベトナムから優秀なJavaエンジニアを採用する利点についても最後に紹介します。

 

Rabilooはベトナムのソフトウェア開発企業です。弊社のラボ型オフショア開発サービスでは、優秀なJavaエンジニアをお客様の案件に応じて提供します。

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開発現場においてJavaの人気は根強い

Javaが登場したのは、今から約30年前の1995年ですが、日本企業を対象に2022年に行われた「求人数に基づくエンジニアの人気言語ランキング」で、Javaは今でも1位にランキングしています。

求人数から読み解くエンジニア人気言語ランキングTOP10

画像引用:SalesNow DB https://db.salesnow.jp/

 

また別のアンケートでは、「現役エンジニアが業務で使用しているプログラミング言語」でJavaが第1位にランクインしています。

Javaは日本の開発現場で最もよく使用されるプログラミング言語

画像引用:SAMURAI ENGINEER Blog: https://www.sejuku.net/blog/ 

 

さらに、JavaはGoogle社が開発に用いている「Google三大言語(Java、C++、Python)」の1つにもなっていて、世界的にみてもJavaは、堅実な人気を誇ります。

このように、Javaは日本のみならず世界の多くの開発現場で使われており、長年上位にランクインしています。

また常時エンジニアの求人情報が出ており、Javaエンジニアはどこの開発現場でも必要とされています。

▶︎ソフトウェア開発で最もよく使われているプログラミング言語は?




Javaが人気の理由

Javaは古い言語であるにも関わらず、なぜ今でも多くの開発現場で人気があるのでしょうか。以下のようなJavaの特徴が関係しています。

  • プラットフォームに依存しない

  • オブジェクト指向型の言語

  • セキュリティが高い

  • ライブラリフレームワークが豊富

 

プラットフォームに依存しない

通常、プログラミング言語はWindowsやMac、iPhoneやAndroidなど、プラットフォームによって開発する言語が異なります。

しかし、Javaは「Write once, run anywhere(一度書いたら、どこでも実行できる)」というスローガンを掲げており、どのプラットフォームでも動作するように設計されています。

Javaプログラムは、Java仮想マシン(JVM:java virtual machine)と呼ばれるプログラムで実行されます。JVMが入っていれば、Windows、macOS、Linuxなど、どのプラットフォームでも動作します。

このためJavaは、

  • 基幹システム、大規模開発

  • webアプリ

  • Androidアプリ

  • 家電などの組み込みシステム

など、さまざまな開発現場で使われています。

そのため、あらゆるジャンルの開発現場において、Javaエンジニアが必要とされています。

 

オブジェクト指向型の言語

Javaはオブジェクト指向型の言語であるため、開発効率が良いという特徴があります。

通常プログラミングでは、プログラムを一連の手続きとして記述します。しかし、オブジェクト指向では、プログラムをモノ(オブジェクト)や操作として考えます。

簡単にいうとJavaでは、共通する特徴や機能を持つものを「クラス」と呼ばれる一つのパーツとして作りあげ、それらに必要に応じて変更を加えながら、ちょうどモノづくりを行うようにパーツを組み立てて開発していきます。

この特徴により、同じ機能を何度も書く必要がなくなり、コードの再利用性が高まります。そのため、Javaは開発効率が良く、大規模開発によく用いられます。

 

セキュリティが高い

Javaはセキュリティと安全性を重視した言語として作られています。Javaは厳密なオブジェクト指向型の言語であるため、他からの干渉を受けることを防ぎ、バグが生じにくい特徴があります。

このようにJavaはセキュリティコントロールがしやすいため、銀行や金融機関などの高いセキュリティが求められる大規模システム開発において用いられています。

 

ライブラリフレームワークが豊富

Javaは世界中で利用者が多いため、ライブラリーやフレームワークが充実しています。

ライブラリとは、クラスや関数などのパーツをひとまとまりにした、ソースコードの部品のことです。

フレームワークとは、汎用的に使用されるクラスやライブラリをさらにまとめた、枠組み、骨組みのことです。Spring frameworkが有名で多くの開発現場で用いられています。

Javaを使った開発現場では、こうしたライブラリやフレームワークを利用することで、開発効率の大幅な向上が可能になります。



Javaエンジニアが不足している理由

このように、Javaは多くの開発現場で利用されているにも関わらず、なぜJavaエンジニアの成り手が少ないのでしょうか。

以下の要素が関係しています。

  • 少子高齢化の影響

  • Javaは習得までに時間がかかる言語だから

  • 他の言語の需要も大きいから

  • 「Javaはやめとけ」と言われることもある

 

少子高齢化の影響

これはJavaエンジニアに限った話ではありませんが、日本は超高齢化社会であるため、定年退職者と新入社員のバランスが完全に崩れ切っています。

年々、労働人口が少なくなり、需要が増えているにも関わらず、エンジニアの供給が全く足りていない状況が続いています。

 

Javaは習得までに時間がかかる言語だから

Javaは、オブジェクト指向の理解が難しいため、初心者には難易度が高い言語だと言われています。さらにフレームワークなどの知識は、現場で開発経験を積んでから習得できるものであるため、プログラミングスキルを身につけただけでは使いこなすことができません。

そのため、どこの現場でも経験を積んだJavaエンジニアの需要は大きく、採用に苦労しています。

 

他の言語の需要も大きいから

IT開発の需要は多岐に渡り、Javaだけでなく他のプログラミング言語のエンジニアの需要が高くなっています。

特に、最近では機械学習やAI開発によく用いられるPythonの需要も大きく、人気の言語になっています。

 

  • Python AI開発など

  • PHP Webアプリケーション

  • Ruby webアプリケーション

  • C# ゲーム開発

  • JavaScript Web開発など

 

「Javaはやめとけ」と言われることもある

Javaは必要とされる知識やスキルが膨大であるため、学習コストが高くなります。

特にプログラミング初心者にとって、Javaは習得までに時間がかかるため挫折する人も多いと言われています。頑張ってJavaのスキルを身につけても、最初のうちは年収もそれほど高くないため、他の言語をすすめる意見も多数見られます。

さらに、Javaは下請け企業でのブラックな肉体労働になりがち、という悪いイメージを持たれてしまってることも、若い人がJavaエンジニアになりたがらない原因の一つとなっています。

 

 

日本は、海外リソースに頼らなくてはならない時代に来ている

このように、現在の日本ではエンジニアの採用が年々厳しくなっています。

Javaエンジニアは、新規開発だけでなく、大規模システムのメンテナンスにおいても必要とされています。

しかし、Javaは難易度が高い言語であるため、即戦力で使えるエンジニアを獲得するのは非常に困難です。

そのため、多くの大企業では、労働人口の豊富なアジア新興国に開発拠点をおいて、海外エンジニアを戦力として活用することが常識になってきています。

▶︎「2030年79万人のIT人材不足」は嘘?なぜエンジニアが足りないのか

 

オフショア開発の一般化

日本におけるJavaエンジニア不足を解消するには、海外リソースに目を向ける必要があります。

海外に開発拠点をおいて、海外エンジニアリソースを活用することをオフショア開発と言います。オフショア開発の利点は、人件費が安いことだけでなく、深刻な人手不足の解消の側面が注目されるようになっています。

これまでは、大企業が日本資本で、海外に子会社を設立して現地エンジニアを採用するケースがほとんどでした。

しかし、近年では、日本企業が海外資本の現地企業とパートナーシップを結んで、日本からリモートで海外エンジニアを活用する動きが活発になっています。

このように、近年ではエンジニア不足解消のために、オフショア開発に頼らざるを得なくなってきてるのが現実です。

 

ベトナムオフショアが熱い

2020年代に日本企業がオフショアを進める際の候補として、まず一番最初に名前が上がるのがベトナムです。

かつて日本の大企業は中国に開発拠点を置き、中国のエンジニアを使って大規模開発の下請け工程を行ってきました。しかし、近年の反日の動き、経済成長による人件費の高騰などを受け、日本企業の多くがベトナムへ開発拠点を移しています。

ベトナムのエンジニアは、勤勉で真面目な性格であるため日本人とも合いやすく、親日であることからベトナムは日本のオフショアの主要国に成長しています。

ベトナムの開発企業の多くは、Javaでの開発の下請けの経験を積んでいるため、Javaによる開発のノウハウを持っています。

国策でIT人材の育成に力を入れているため、毎年多くの若手エンジニアが市場に供給されているため、人材も豊富です。

初めて、オフショア開発を検討されるなら、ベトナムの企業から探してみられるのをお勧めします。

▶︎【ベトナムオフショア開発】現状と独自の強みとは?【ランキング1位の秘密を探る!】

 

 

まとめ

本記事では、Java言語が開発現場で根強い人気を誇る理由と、Javaエンジニアの確保が難しくなっている要因について解説しました。

 

Java人気の理由

  • プラットフォームに依存しない

  • オブジェクト指向型の言語

  • セキュリティが高い

  • ライブラリフレームワークが豊富

 

Javaエンジニアの採用が難しい理由

  • 少子高齢化の影響

  • Javaは習得までに時間がかかる言語だから

  • 他の言語の需要も大きいから

  • 「Javaはやめとけ」と言われることもある

 

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Rabiloo(ラビロー)はベトナムに開発拠点を置く、ソフトウェア開発企業です。

弊社はJava案件に強く、ハノイ工科大学出身の優秀なJavaエンジニアを擁しています。

Javaの開発プロジェクトは、Springフレームワークを利用し、効率の良いセキュアな開発に関する豊富な経験があります。

弊社のオフショア開発サービスは、プロジェクトベースの受託開発から、アジャイルに適した期間と人数がベースのラボ型開発まで、依頼者様のご要望に応じて柔軟にアレンジいたします。

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