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韋駄天: テクノロジーが日本の伝統文化の継承に貢献


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韋駄天 ー 「独創的」なビジネスモデル

株式会社韋駄天は2008年にトータルWebサービス会社として営業をスタートしている。安定的かつ急速な発展を遂げ、現在では、Webメディア運営事業とWebサイト構築サービスの2本柱で事業を展開する。韋駄天は、世の中にありそうでない、ニッチな「独創的なビジネスモデル」をスローガンとし、Webサービスを展開している。「社会の”あったらいいな”」を実現するのが、社長の田元氏の願いだ。

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このモットーは、韋駄天が運営する4つのWebメディア、「日本橋アート」「日本橋アート Utsuwa」「Mr.Beauty」「弁護士ねっと」の中でも、はっきり表現されている。

テクノロジーの力を借りて日本の文化を継承し、出会いの場を作る

2023年より新規展開する「NA-utsuwaうつわ」は「日本文化の継承」をコンセプトにした「日本橋Art.jp」の姉妹サイトとなるメディアで、陶磁器、ガラス、漆塗りなど、一つ一つこだわりぬいた作品を紹介・販売する「うつわ」専門のECサイトだ。今回、Rabilooが依頼を受けて開発した。韋駄天のメディアサイト運営を担当する山﨑さんによると、「うつわ」に掲載されている商品は全て、スーパーや商店など、どこにでもあるようなありふれたものではなく、職人の手による緻密で精巧な加工が施された、文化性・芸術性の高いものだ。

担当者の高橋さんによると、美術業界、特にアーティストの方は一般的にITリテラシーが低く、ネットで発信することに疎い傾向があるため、せっかく素晴らしい作品を作っても、世の中ではほとんど知られていない。だからこそ、そんな作家さんたちが埋もれてしまわないように、彼らが世の中に出るお手伝いができたら、という思いから「NA-utsuwaうつわ」は誕生した。

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優れたテクノロジーとは、それを必要とする人々に価値を生み出すテクノロジーである

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韋駄天の新規サービス事業開発を担当する高橋さんは、「良いWebメディアとは、こちらが求めていることができるかどうか、成果が出るかどうかが全てだ」と考えている。例えば、「NA-utsuwaうつわ」のサイトでは、作品を作って売りたいアーティストと、商品を買いたい購入者の2つの層をターゲットにしている。
作家層は、顧客の獲得に困難を感じている。一方、購入者層は、自分が本当に欲しいこだわりのアイテムを簡単に探せる場を求めている。
「NA-utsuwaうつわ」は、展覧会の開催スペースを提供し作家のインタビューを掲載することで、「作品のこだわりを伝え」「作家の知名度をあげる」この2つのニーズをうまく満たしている。同時に韋駄天が厳選した商品を紹介する場ともなり、普段の買い物では見つけられない、こだわりの作品をユーザに届けることができる。

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「NA-utsuwaうつわ」を立ち上げてから、思わぬ嬉しい成果が出たと、山﨑さんは語ってくれた。サイト立ち上げから、すぐに売り上げが立ち、意外にも数万円する高額な作品も簡単に売れていったというのだ。販売開始からわずか1週間で、34の作品が買い手の元に届くという予想外の数字が出た。

Rabilooは「社会のあったらいいな」を創出するプロジェクトに同行する

「NA-utsuwaうつわ」はRabilooが製作したWebメディアで、プロジェクト立ち上げからわずか4ヶ月で完成し、現在は保守・運用サポートのフェーズにある。高橋さんによると、Rabilooが打ち出した時間的な効率が他社と比べてダントツでインパクトがあった、とプロジェクトの印象を語ってくださった。今後他のメディアについても、Rabilooにサポートを依頼する必要が出てくるだろうとのことだ。運用中の他のメディアが抱える当面の課題は、表示速度の改善とブラッシュアップだそうだ。韋駄天は、今後も「社会のあったらいいな」を実現するプロジェクトにおいて、Rabilooとパートナーシップを続けたいとの意向を示している。

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