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もう失敗しない!ソフトウェア品質管理の方法とツールの活用

2023/12/15
2021/11/30
もう失敗しない!ソフトウェア品質管理の方法とツールの活用

ソフトウェアプロジェクトの失敗の原因は様々です。 しかし失敗の原因のほとんどのケースにおいて、設計・プログラミング時のヒューマンエラーが関係しています。 

では、そのようなミスを回避し、プロジェクトの品質を効果的に管理するために、何ができるでしょうか。

この記事では、最初に「ソフトウェアプロジェクトでよくある失敗の主な原因」を6つ取り上げ、「ソフトウェアプロジェクトの品質管理の方法」を考えます。

さらに、プロジェクト品質を効果的に管理するために、開発ベンダー企業である弊社Rabiloo(ラビロー)が普段から使用しているツールをご紹介します。

 

 

ソフトウェア品質管理が失敗する6つの原因 

ソフトウェアプロジェクトでよくある失敗の原因には、以下の点が関係しています。

 

①顧客と開発者との間のコミュニケーションミス

「要件定義が不明確である」「要求事項に関する誤解」この2つは、ソフトウェアの失敗につながる二大主要原因です。

 

②ソフトウェアの複雑さ

Windowsタイプのインターフェイス、巨大なリレーショナルデータベース、アプリケーションの規模などが、ソフトウェアの複雑さを増しています。

 

③開発者のミス

開発がプログラミングでミスをする理由はたくさんあります。例えば、設計書や言語の誤解、プログラミング言語やアプリケーション開発ツールの誤り、データ選択のミスなどです。

 

④要件の変更

変更が発生すると、その大小に関わらず、プロジェクトの各部分のリンクが相互に影響を及ぼし、エラーを引き起こす可能性が非常に高くなり、変更の監視プロセスが困難になります。

 

⑤テストプロセスでのミス

ソフトウェアエラーは、テスターがすべてのケースをチェックしていない場合、テストプロセス自体から生じる可能性があります。

 

⑥ドキュメントエラー

関連するドキュメントにエラーが発生する場合、これはソフトウェア開発および保守チームの問題となります。 これらのエラーは、プロジェクトの次の開発段階・保守フェーズにおけるエラーの原因となります。

▶ITプロジェクトでよくある失敗の7つの原因と対策

 

 

ソフトウェア品質管理の方法

上記の失敗の原因を踏まえた上で、ソフトウェア品質管理の方法を取り上げてみましょう。

 

プロジェクトの最初のフェーズで具体的なテスト計画を立てる 

プロジェクトを成功させるためには、テストが非常に重要です。そのためには、プロジェクトの最初からテストスクリプトを作成し、それぞれのケースに応じて、テストケース自動生成ツールを使用する必要があります。

 

タスクやバグの管理に役立つツールの使用

ソフトウェアのテストとデバッグは、どの段階でも実行できます。 ソフトウェアエラー処理プロセスを適用して、エラーを徹底的かつ正確に処理し、ソフトウェアの他の機能に影響を与えないようにします。 エラー処理プロセスには、次のようなステップがあります。

  • エラー(バグ)を検出する

  • 管理ツールにバグを記録する

  • 関連するメンバーにエラーを割り当てる 

  • エラー処理

  • 再テストする

  • エラーのクローズ

 

プロジェクト管理サポートツールを使用してソフトウェアプロジェクトを管理するメリット

  • 顧客がプロジェクトの概要を把握し、開発チームとのやり取りを簡単に行うことができる

  • プロジェクトの具体的なスケジュールを簡単に伝えることができ、進捗状況も簡単に把握できる

  • いつでもどこでもプロジェクト情報・コメントをフォローしたり、プロジェクトディスカッションに参加できる

  • プロジェクトにおける各メンバーの役割が明確に定義されており、各メンバーの異なる締め切りが与えられるため、作業管理が容易になる

  • 変更があった場合、すべてのメンバーが同期して更新されるので、更新された情報がメンバー間で異なっているというケースを避けることができる

  • メンバーは異なるリソースをアップロードしたり、任意のデータを保存することができ、サポートのために多くの異なるアプリケーションを使用する必要がない

  • 変更、コメント、更新、投稿があると、すべてのメンバーに通知が届く

▶【重要】ITプロジェクトマネジメントで押さえるべき9つのポイント

 

 

ソフトウェア品質管理のために活用できるツール

弊社Rabiloo(ラビロー)が、ソフトウェア開発の品質管理を行うために実際に活用しているツールをここでいくつかご紹介します。

 

Trello(トレロ)

ソフトウェア品質管理に活用できるツールの1つ、Trello

Trelloは、今日世界で最もよく使用されているプロジェクト管理ツールの1つだと言えます。

Trelloは、どのような作業を誰が行うのか、プロジェクトの途中での変更点などを確認することができます。 

Trelloのインターフェースは、カラフルなメモで埋め尽くされたホワイトボードのようなもので、それぞれのメモはタスクやチームに対応します。

また、これらのメモには、様々なソースからの画像、ドキュメント、ファイルを含めることができ、簡単にコメントを残すことができます。 さらに、PCでもスマートフォンからでも、いつでもプロジェクトを監視することができます。

 

Slack(スラック)

ソフトウェア品質管理に活用できるツールの1つ、Slack

Slackは、コミュニケーションアプリとして機能するソフトウェアプロジェクト管理ツールです。

Slackの特徴は、チャンネルと呼ばれる空間があり、各チャンネルは、組織や会社、特定のチームのワークスペースとなっていることです。そしてここでは、メンバー同士が自由にコミュニケーションをとり、交流することができます。

Slackはメールのような役割を果たし、メンバー同士は素早く簡単に情報を共有することができます。

 

Open Project(オープンプロジェクト)

ソフトウェア品質管理に活用できるツールの1つ、Open Project

Open Projectは、プロジェクトの開始から進捗管理、プロジェクトのパフォーマンス管理など、プロジェクトを細部まで管理することができます。 特に、プロジェクト全体がタイムラインとして表示されので、メンバーが視覚的に把握しやすくなっています。 Open Projectの主な機能は以下の通りです。

  • プロジェクトの複雑さに応じた柔軟なプロジェクト管理が可能

  • プロジェクトやチームの、より便利なワークスペースを作ることができる

  • 作業を効率的に整理、追跡、監視する

 

Airtable(エアテーブル)

ソフトウェア品質管理に活用できるツールの1つ、Airtable

Airtableは、ワークスペース、スプレッドシート、データベース上で動作するプロジェクト管理ソフトウェアです。

Airtableを使用するメリットは以下の通りです。

  • チームワークを最も効果的にする管理インターフェース

  • すべてのメンバーの作業の進捗状況を把握できる

  • Airtableのインターフェースは非常にシンプルで、色をカスタマイズしたり、表や線の形で切り替えたりすることができます。

 

 

まとめ

この記事では、テクノロジーソフトウェアプロジェクトのエラーの原因と品質管理について解説してきました。

ソフトウェアの開発では、バグの発生は避けられません。しかし弊社のプロジェクトでは、品質を高いものに保つために、絶えずバグの修正に力を注いでいます。

ラビロー(Rabiloo)は、日本・米国・フランスなどの多くの国の企業とのプロジェクトを成功させてきました。

ソフトウェア開発、ウェブサイト開発、人工知能などの開発をご検討の際、是非弊社までいつでもお気軽にお問い合わせください。

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